気になるお金について①「お葬儀にかかる費用」
気になるけど、なかなか人には聞きづらいのがお金に関するお話しですよね。
そこで、支払先の違いや、目安金額などをご説明します。
お葬儀に関する費用と言われると、葬儀社への支払いだけのイメージをされる方が多くいらっしゃいますが、葬儀社とは別に、僧侶へのお布施や、火葬料が必要になります。
葬儀費用の主な項目を分けると支払い先は「僧侶」「行政」「葬儀社」の3カ所となります。
葬儀費用の主な項目
- お寺(僧侶に支払う)費用
- 御経代・戒名代・御車代
- 行に支払う費用
- 斎場使用料・火葬料
- 葬儀社に支払う費用
- 祭壇・生花・棺・骨壺・仏衣・寝台車・霊柩車・ご遺体保存(ドライアイス)・施設使用料 他
変動費
精進料理・飲み物・返礼品・香典返し
ポイント1【お寺(僧侶)に支払う費用】
仏式、神式、キリスト式などの宗教によっても、さらに宗派によっても費用が異なりますが、日本で一番多いのは、仏教の教えを基にした、仏式が約9割となっています。
仏式の中でも、「天台宗」「真言宗」「臨済宗」「曹洞宗」「浄土宗」「浄土真宗」「日蓮宗」とさまざまな宗派があり、考え方や慣習が異なりますので、さらに気になる方はこちらをご覧ください。>『宗教と宗派の違い』
仏式
戒名料:20万~100万円
お寺や戒名のランクにより相場が異なります
御布施:15万~50万円
表書き【お布施】
愛媛県相場15万円
御車代:5千~1万円
式場や自宅に来ていただいた場合の御車代
御膳料:5千~1万円
用意すべき食事の代わりとして僧侶に送る謝礼
神式
御礼:10万~30万円
表書き【御祭祀料】【御祈祷料】【御礼】
御車代:5千~1万円
御膳料:5千~1万円
キリスト教式
献金(御花料):5万~20万円
牧師先生に5万円・奏楽者に2万円・教会に3万円と分けてお渡しすることが多いです。
牧師先生・奏楽者への表書き【御礼・謝礼】
教会への表書き【献金・お花料】
御車代:5千~1万円
来ていただいた場合のお車代
無宗教
宗教者が関わらないので、支払いはありません。
お葬儀の流れや作法は、宗教・宗派によって異なりますが、必ずしもその慣習に従わなくてはならないという決まりはありません。どのように内容が異なるかを理解した上で、故人様やご遺族様の遺志を第一に、お葬儀を検討されるといいでしょう。
ポイント2【行政に支払う費用】
火葬料金は火葬を行う際に行政へお支払いいただき、また斎場の個室の控室を使用される場合は、控室使用料も併せて必要となります。
火葬料金、控室使用料の料金は、市民か市民外かによっても異なってきますので、注意が必要となります。
松山市斎場の火葬料金
●松山市民 →8,000円
●松山市民外 →39,000円
控室等使用料
●松山市民 →2,000~3,000円
●松山市民外 →4,000~6,000円
(市民とは死亡者が死亡当時、松山市の住民票に記載されているとき)
ポイント3【葬儀社へ支払う費用】
葬儀費用は、葬儀一式の費用の“固定費”と、参列者の人数によって異なる“変動費”があります。
固定費とは、式場の中央に飾られる祭壇、生花、葬具用品、遺影、骨壺、ご遺体保存品(ドライアイス)、棺、寝台車・霊柩車など、儀式をする上で必要となる項目です。
変動費とは、主に参列者に向けたもので、料理、飲物、会葬返礼品、香典返しなど、人数によって変わる項目です。ですが、例えば会社関係の方で、通夜・告別式のみ参列される場合は会葬返礼品と香典返しのみとなるように、故人様とのご関係によっても変わってきます。
愛媛県の一般葬平均価格 139万
愛媛県の家族葬平均価格 77万
愛媛県の直葬平均価格 20~40万
形式やこだわりによって、費用が大きく異なります。
お葬儀は急に執り行われるものなので、費用の面が心配だという方は、事前に葬儀の流れや準備物を聞いたり、見積もりを作成してもらえたりする「事前相談」ができます。
元気なうちから少しずつ考え、後悔なく送り出せる、自分の意思を反映するお葬儀にするためなど、さまざまな理由でご利用いただいていますので、お気軽に葬儀社へお問合せください。
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